上京前は現金主義だった私がカード決済に舵を切ったわけ
上京する前まではゴリゴリの現金主義だった私ですが、上京した年の末に思い切って家計の支出を楽天カードにまとめてからは、ほぼキャッシュレス決済で済ませるようになりました。
というのも、上京後は不意の出費が多く、現金決済メインだと毎月いくらかATM手数料(主に引き出し)を支払うことが度々あったのです。
平日にATMを引き出したり、手数料無料/安いATMを利用するなどして最初は対応していましたが、手間や体力面でキツさを感じるようになってきたため、キャッシュレス決済を主な決済手段とすることに方針を転換。
最初はおっかなびっくりで少額から使い始めましたが、慣れてくると使い勝手が非常によく、最近はほぼキャッシュレスで決済しています。
そんな私が上京1、2年目のクレジットカード生活で感じたメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
クレジットカード決済のメリット
上京後一人暮らしをするにあたって、水道、電気、家賃、交通費、食費、日用品等、こまごまとした出費が発生するようになりました。
現金で決済していた時期はまとめて引き出して現金で手元に置いておくのも怖いですし、手数料のかからないゆうちょで細かく引き出していましたが、平日休日関わらずATMに寄るのは多少手間がかかりました。
(時々ゆうちょでは足りなくて貯蓄用の都市銀行の引き出しで手数料を発生させてしまったりもしました。。)
特に預貯金がピンチだった頃は外食も控えて自炊しており、平日は職業訓練、休日はスーパーをまわって食材の調達と作り置きの準備と『貧乏暇なし』状態だったので、ATMに行く時間も節約したかったんです。
クレジットカードを導入してからは月数回行っていたATM参りが、月1回行くか行かないかにまで減りました。
ATM手数料も無駄に払わずに済むようになり、余計な出費を削減できたと思います。
無駄な出費をしなくても給料日前になると、「先月より出費が多くならないか」「突然の出費が発生して残高不足に陥らないか」ということがもう不安で不安で、必要以上に家計を締めまくっていました。
クレジットカード決済に変更してからは、月末の決まった時期に銀行引き落としが発生するため、月末の締め付けから解放されました。
月半ばには月末の支払い額が確定されるので、それまでに必要額が入金されているか、既に口座にあれば無問題…という具合です。
私の利用している楽天カードはポイント1%還元で、かつポイントでも支払い可能だったので、
月10万をクレジットカードで支払い
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楽天ポイントが1,000P付与される
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翌月の10万の支払いのうち1000円分を1,000Pでお支払い、残り9万9千円を銀行引き落とし
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楽天ポイントが1,000P付与される
毎月1,000円の節約!
というワザが使えます。
(ポイント支払いが可能かそうでないかはクレジットカードによって違います。)
他のカード会社によってはポイント支払いのサービスを行っていないところもあります。
もし今後利用したいカードがあるのでしたら、ポイントを何と引き換えることが可能なのかをきちんとリサーチしておきましょう。
現金支払いにはないポイントが付与されるのは、クレジットカード決済の大きな利点です。
ポイントを上手に使えば無理せず節約できますよ。
毎月必ず支払わなければいけない電気、ガス、水道、通信費についてはクレジットカード決済にしておくと、毎月自動で引き落とされるので、支払いの手間がゼロになります。
これに関しては銀行引き落としでも良いのですが、前述の通りクレジットカード決済するとポイントが付与されるので、銀行引き落としよりクレジットカード決済の方がお得です。
クレジットカード決済のデメリット
チェーン店やスーパーなどではカード決済が使えるお店が多いですが、店舗によってはカード決済が使えなかったり、特定のカードブランド(JCB、ダイナース、アメックス等)が使えなかったりする場合もあります。
決済の時に「カードが使えません」となると困ってしまうので、事前に利用するお店の決済可能手段については調べるようにしています。
(もしもの時のために現金もいくらかは持っていますが、念のため)
限度額の範囲ならば、手持ちがなくても使えるので、「使い過ぎて今月の利用可能枠がなくなってしまった」「使い過ぎてしまって月末のカード引き落としが足りるか不安」ということもあります。
こまめに利用可能額を確認したり、家計簿アプリで支出管理を行ったりして、家計を締めるようにはしていますが、大きい買い物やまとまった買い物のときは起こりがちです。
なので、金銭面が安定してきたら、メイン口座にもいくらかお金をプールしておく必要がありそうです。
カード取得・利用から1年目でよくあることですが、最初の頃はカードヒストリーがないので、利用可能枠がかなり少ない状態からスタートします。
(毎月のカード支払いを滞りなく行い、昇給の情報もきちんと更新していけば、信用も上がって利用可能枠増枠が可能となります)
私の場合、1年はは使える/返せる範囲でカードを利用し、それ以外は現金やプリペイド決済で対応。
枠が増えたら徐々にカード決済に切り替えるという形で対応しました。
本当にごくまれにあるケースですが、カード払いと現金払いで異なる金額の設定をしている店舗も存在します。
ただ、加盟店の手数料上乗せは、カード会社によって禁止されているケースがほとんどなので、手数料の支払いを求められた場合はカード会社の規約を確認した方がいいです。
手数料上乗せを禁止していることが確認できた場合は「カード会社へ連絡しますよ」と伝え、手数料の支払いは拒否するのが賢明です。
クレジットカード決済に切り替えた感想
東京は大概のお店でカードが使えるので、現金からカードの切り替えもさして苦労することなくできました。
スーパーや100均、ドラッグストアの買い物はクレカ決済。
ガス、電気代、その他月々の引き落としもクレジットカードを利用しています。
(水道代に関してはネット銀行のバーコード決済サービスを利用しています)
現金決済しか対応できない店舗や、Suicaのチャージのために一応現金も持ち歩いていますが、だいたい5000円以下しか入っていません。
諸々の支出をまとめている楽天カードの支払いは、だいたい月13万~17万。
楽天カードの還元率は1%(2022年10月現在)なので、毎月の支払い毎に1300~1700ポイント( 1ポイント=1円として使用できる )が付与されます。そしてそのポイントを楽天カードの「ポイント支払いサービス」で利用することで、ポイントの分だけ生活費を浮かしています。
今もメインカードとして楽天カードを利用していますが、view Suicaカードも発行し、普段の食費、日用品には楽天。交通費やsuica決済、急な出費にはviewカードで対応しています。
現金決済以外のところはほぼキャッシュレス達成できました。
お陰で支払いもスムーズで、お金の引き出しなどで手数料を取られることはほぼなくなりました。
時間と手間とお金が節約できるので楽でいいですね。
上京貧乏で少しでも足しにしたくて始めたことですが、やって良かったな~と思います。